お墓の価格・種類 和型・洋型デザイン墓石
墓石価格を比較
お墓や墓石を選ぶ最重要ポイントは価格ではないでしょうか。
お墓は完成するまでに、延べ100人の手間が加わるといわれ、人件費の賜物と言っても過言無いでしょう。 大まかな価格は、「原石の価格×使用する石材量+加工手間」で決まります。それぞれ順を追ってご説明いたします。
まず、原石の価格は石材自体の価値に加えて、採掘経費(発破の許認可・機械機材・人件費・運賃など)や、選別処理、 大まかな大きさへの割り付け、保管料などが含まれます。
国産材は全ての経費が高く、中国材は経費が安い。 そんなことから遠方から運ぶ中国材が安価なのです(中国の人件費は10分の1)。
次に、使用する石材量は、お墓や墓石・巻石の大きさで決まります。
したがって、単純に9寸より8寸の価格は安いということになります。ここで意外と見落としがちなのが巻石です。 一般的に3㎡程度になると、墓石本体より石の量は増え、同じ石材で見積すると墓石の方が安いなんてことはよくあります。
次に、加工手間です。垂直・水平の加工は今や機械でのカットが可能です。
しかしながら、蓮華台・花瓶花立て・曲線・額縁などの加工、灯ろう・地蔵尊などはノミやトンカチが電動工具になったとはいえ、 職人のセンスや技術に頼ります。1日や2日で出来るはずもなく安くはありません。
最後に、コストパフォーマンスの高い石とは。
結論、石の量や加工手間より石材の選び方がポイントです。確かに国産材は良質ですが、国産が全て良い、 中国が全てダメというのも間違いです。安価な国産材よりは、良質の中国材の方が耐久性に優れています。 しかし、弊社では取り扱いのないG614石など3年程度で劣化が始まる石もあり、中国材に関しては慎重に吟味する必要があります。
お勧めする国産材は大島石(青御影)、中国材は黒竜石(青御影)です。
また、青御影以外を使用する場合も慎重に吟味・比較してください。予算が許すならアフリカやインドやヨーロッパなど、 中国以外の産地の石が耐久性に優れます。
日本には独特の四季があります。夏は湿度高く40度近い気温になり雨も多いです。
冬は0度を下回り乾燥します。この寒暖や乾湿に耐えうる石材をお選びください。
ご相談はよろこんでお受けいたします。何なりとお問い合わせくださいませ。